東京タラレバ娘
アラサー独身女の心にグサッと突き刺さることで有名なこの漫画。婚活女のバイブル的この漫画。
私が読んだのは一週間前なんだけどね、っていうか単純に東村アキコ先生の漫画が読みたかったから兄嫁に借りたのよ。
兄嫁よ、結婚してるはずのおぬしが何故買ったんだい?
「タラレバばかり言ってたらこんな歳になってしまった」
脚本家の倫子(33歳)は、恋も仕事もうまくいかず、同じくアラサ―独身女子の香、小雪と焦りながらも「女子会」を繰り返す日々。
「キレイになったらもっといい男が現れる!」
「好きになれればケッコンできる!」
そんな話しばかりしていると、突然、金髪イケメン男子(年下)に「このタラレバ女!」と言い放たれてしまい…。
と、こんな感じの内容なんだけど、主人公3人の言動、行動、思考、全部わかってしまうのが恐ろしい。
白子のタラとレバーのレバっていう可愛らしいキャラクターがアラサー女の恋模様をぶった切りボコボコにするのよ、まったくもって自分に言われている気がしてならない。
ドラマにもなるみたいだし、ネタバレになっちゃうから書かないけど、高校の図書館においても遜色ない名作だと思うんだ。
若いころはいつか結婚できると思ってた。素敵な人が自分を選んでくれると思ってた。そんな甘々な幻想を抱いて、男女平等とか男並みに働く私ステキとかさ。本当に仕事が好きで、見合った能力も収入もある人はそれはそれでステキな生き方だと思うの。だけど、私みたいに中途半端な都会生まれで、低くも高くもない給料でなんとなく楽しく生きてきた女が一番厄介な存在になるんだな。
30代独身。少子化対策にも貢献できず、仕事に疲れては海外旅行に行ってパァーっとお金使います、みたいなね。日本の経済にすら貢献してない。
つまり、これから成人を迎える女の子に、将来こんな大人になって欲しくないんだよ、女は女らしくのどこが悪いんだい?愛されていーじゃないか。
「好きになれれば結婚できる」は、まともな恋愛してこなかった私には分からない。そもそも好きって感情が薄すぎてな。詳しくはそのうちブログにして全部吐き捨てるつもりだけど、老いも若きも男も女も、まずは読んでみてくれ。