コンカツ!!!

2018年までには結婚したい30女の孤軍奮闘記

合コンバーなる、男女が夜な夜な集う場所

前回の記事で書いた「東京タラレバ娘

衝撃を受けた翌日、運よく幼馴染のY子と呑みに行ったので、イカの塩辛をつまみながらタラレバ話をして、結婚に焦り始めた今の心境を切実に伝えてみた。

Y子はバツイチ。いまは某アイドルの追っかけをしているが、アイドルオタに隠された本性は肉食系女子。むかし、恥も外聞も公衆道徳も捨てて男に走る様は、まるでサバンナのハイエナのようであった。。。(モテるかどーかは知らん)

牡蠣の汁をすすりつつ、タラレバによって傷ついた私の心境を延々聞かされていたY子は、旧型iPhoneを出してこう言った。

 

「合コンバー行こうか」

 

肉食女子の行動は早い。幸いにして時間は夜。狩りにはうってつけの時間ってことか。

 

「行きます!男と喋りたいです!」

 

ってなわけで、人生初の合コンバーGO!!!

 

女性も料金支払うところのほうが健全でいいでしょ?っていうごもっともな提案に一つ返事でのる。場所は歓楽街の中心地。ネオンがまぶしーぜ!

ビビッてる私を尻目にY子はグングン進んで行く。なんてことはない普通のバーだった。おまけに日曜日だからか、お客さんはカウンターで仲良さげに喋っている男女ペアだけ。正直拍子抜けした。

私たちもカウンターに通されたものの、この時点で出会いの予感もないから、値段分のお酒は呑んでやると意気込みつつ、バーテンダーのオジサンと世間話をしてみる。微妙に挙動不審だった。

Y子はつまらなさそうだったけど、私は内心ホッとしていた。

こういうところがダメなんだろうけど、知らない男に値踏みされるのかって怖かったからだ。

ほど良く酔いも回ってきたところで、女子が一人で帰って行った。「あーあの男と上手く行かなかったのか残念」とか考えていると、気を使ったバーテンダーのオジサンが私たちの隣を勧めてくる。

この男、よく見たら若い。。。!!

最初のメンズYくん24歳であった。

 

Yくんはチャラくはない。

しかしガチャガチャしている印象で、若いなぁ~という感想以外なにも残らない。良い子ではある。このバーの常連らしく、バーテンダーとも親しげだった。

 

 

 

東京タラレバ娘

アラサー独身女の心にグサッと突き刺さることで有名なこの漫画。婚活女のバイブル的この漫画。

私が読んだのは一週間前なんだけどね、っていうか単純に東村アキコ先生の漫画が読みたかったから兄嫁に借りたのよ。

兄嫁よ、結婚してるはずのおぬしが何故買ったんだい?

 

 

 「タラレバばかり言ってたらこんな歳になってしまった」
脚本家の倫子(33歳)は、恋も仕事もうまくいかず、同じくアラサ―独身女子の香、小雪と焦りながらも「女子会」を繰り返す日々。
「キレイになったらもっといい男が現れる!」
「好きになれればケッコンできる!」
そんな話しばかりしていると、突然、金髪イケメン男子(年下)に「このタラレバ女!」と言い放たれてしまい…。

 と、こんな感じの内容なんだけど、主人公3人の言動、行動、思考、全部わかってしまうのが恐ろしい。

白子のタラとレバーのレバっていう可愛らしいキャラクターがアラサー女の恋模様をぶった切りボコボコにするのよ、まったくもって自分に言われている気がしてならない。

 

ドラマにもなるみたいだし、ネタバレになっちゃうから書かないけど、高校の図書館においても遜色ない名作だと思うんだ。

若いころはいつか結婚できると思ってた。素敵な人が自分を選んでくれると思ってた。そんな甘々な幻想を抱いて、男女平等とか男並みに働く私ステキとかさ。本当に仕事が好きで、見合った能力も収入もある人はそれはそれでステキな生き方だと思うの。だけど、私みたいに中途半端な都会生まれで、低くも高くもない給料でなんとなく楽しく生きてきた女が一番厄介な存在になるんだな。

30代独身。少子化対策にも貢献できず、仕事に疲れては海外旅行に行ってパァーっとお金使います、みたいなね。日本の経済にすら貢献してない。

つまり、これから成人を迎える女の子に、将来こんな大人になって欲しくないんだよ、女は女らしくのどこが悪いんだい?愛されていーじゃないか。

 

「好きになれれば結婚できる」は、まともな恋愛してこなかった私には分からない。そもそも好きって感情が薄すぎてな。詳しくはそのうちブログにして全部吐き捨てるつもりだけど、老いも若きも男も女も、まずは読んでみてくれ。

 

東京タラレバ娘(1) (Kissコミックス)